屋根は下地・ルーフィング・屋根材の３層が基本。ルーフィングとは防水シートのことです。屋根の３層を人間のファッションで例えると、ルーフィングがレインコート、その上の屋根材は鎧みたいなものです。金属（ガルバリウム鋼板）屋根や、シングル（リッジウェイ）もこの方法です。

瓦の重い理由

瓦そのものの重量がやはり他の素材に比べ、重いです。もちろん、洋瓦も漏れずに重量はあります。しかしながら昨今では「チタン」を活用した軽量な瓦も開発され、寺社などで取り入れられていますが、一般住宅にはコストはまだまだ高いです。

屋根の種類別（瓦・スレート・シングル・ガルバリウム）に重さと耐用年数を表にしました。

名称	重量	耐用年数	価格
瓦（土葺き工法）	60kg(㎡)	40年	15,000円~(㎡)
瓦（引掛け桟瓦葺き工法）	42kg(㎡)	40年	12,000円~(㎡)
スレート	20kg(㎡)	20年~30年	6,000円~(㎡)
シングル	10kg(㎡)	10年~30年	6,000円~(㎡)
ガルバリウム	5kg(㎡)	30~40年	7,310円~(㎡)

ガルバリウム（金属）屋根なら在来工法の瓦屋根に比べ1/8も軽量化されます。また、シングルも瓦屋根に比べ1/4ほど重量カット出来ます。地震に備えて倒壊しにくい家にするには、軽い屋根に越したことはありません。屋根の軽さに於いては金属屋根（ガルバリウム）が有利です。

前項の表にて、耐用年数が一番少ないのはシングルでした。シングルは本来、アスファルトシングルと呼ばれ、特に北米市場で圧倒的シェアを誇る屋根材です。耐用年数が短い分、安価であり、メンテナンス性も高いのが特徴です。また、色の組み合わせなどデザイン性が高いのが特徴です。「あと20年持てばいい」「最後のリフォーム」とお考えの方はもちろん、デザイン性の高さで選ぶ方も多いです。

ルーフィングの耐用年数（寿命）は30年

屋根材の耐用年数を述べましたが、屋根材の下に敷かれている「ルーフィング（防水シート）」にも耐用年数があり、屋根の防水シートの寿命は30年となります。金属屋根ならルーフィングまで含めて３０年

値段に～とついてるのは、現場の状況によってプラスアルファがどうしてもでてしまうからです。
よくあるのが、下地を支えてる垂木が腐っているなど、どうしても屋根を剝がしてからでないとわからないことがあります。それ以外に、屋根に登らず事前に分かることもあります。町Matchでは屋根リフォームの値段をわかりやすくする為、以下の計算式にて概算見積もりをします。

屋根工事価格の増減要素と計算式

施工単価x面積x(1+係数)=概算見積もり

ex.（金属屋根7310+防水シート1100+下地木材2500+足場1200+瓦処理3200) x面積 x (1+係数)

名称	内容	係数
屋根勾配	3勾配	0
	4勾配	0.1
	5勾配	0.15
屋根面数	3面以下	0
	4〜7面	0.1
	8面以上	0.2
階段有無	階段4段以上	0.05
作業車位置（瓦下ろし限定）	屋根から車へ投げ入れ可	-0.15
３階建以上	2m以上（投げ入れ不可能）	0.15

勾配がきついと、「屋根足場」をしなければなりません。面数が多いと難易度が上がります。作業車までの距離が遠いと作業効率が下がります。

瓦屋根から軽い屋根に葺き替えリフォームした場合の概算価格です。瓦の処分運搬費・足場・下地・ルーフィング施工すべて込み込みの価格です。

30坪・7面以内の場合・処分費・税込

瓦屋根→シングル屋根　リフォーム価格192万円
瓦屋根→金属屋根　リフォーム価格210万円

横浜・藤沢・大和・町田市を中心に施工中！

お見積り無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。


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